＜本展は終了致しました＞

〜日本が世界の誇る絹織物に愛を込めて〜

手触り、質感、糸の表情、着心地・・・

着るほどに風合いが増し、身体に馴染んで愛着も増す結城の絹織物。

その歴史は日本書紀に記されるほど古く、江戸時代中期には当時の百科事典「和漢三才図会」で最上級の絹織物として紹介され、明治六年にはウィーン万博に出品され世界にその名を知られる事になりました。

この令和の時代でも結城紬は紬の代表格として認知され、きもの愛好家、特に織物好きにとっては一枚は持ちたい憧れを抱くような織物になっているのではと思います。

かくいう私も結城紬の大ファン。母から受け継ぎその魅力に触れ、平織り縮織りを愛用しております。

今回はそんな私の「結城愛」を皆様とも共有したく、催しを開催させていただきます。

その風合い豊かな布地の魅力はもちろんの事、結城の糸作り、絣作りといった制作について、そして結城をどう着こなすか、どう着たいかなど楽しみ方にもスポットを当てて結城の魅力をご紹介します。

題して、結城紬 特集展 ー紡ぐ、結城愛ー 

本展が皆様と一緒に結城の絹織物の愉しみを深める機会に出来れば幸甚でございます。

ご来場を心よりお待ち申し上げます。

荒井呉服店 店主

荒井 哉子

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＜特注制作の結城平織り・縮織りを発表＞

本展に向けて荒井呉服店が結城産地問屋「小倉商店」に制作を依頼した結城の平織り・縮織りを4タイプお披露目致します。小倉商店が所蔵する大正から昭和初期の見本裂から店主・荒井が色柄絣を厳選。昨今の結城には見られない先人達が作った織の美。その再現に現代の職人さんが挑んだ意欲作を是非ご覧下さい。

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＜結城を知る・学ぶ・楽しむ＞

 どう作る結城（実演） 

作り手を交え、制作実演をご覧頂きつつ、作り手ならではのエピソードを伺います。人の手で作られる織物には想いが宿り、皆様の愛着の一つのエレメントに。

＜実演スケジュール＞

・4月19日(土) - 絣制作実演 11:00〜16:00

・4月21日(日) - 地機織実演 11:00〜16:00　

＊時間内は随時実演を行なっております。ご来店ご予約のみでご覧頂けます。

 どう着る結城（対談） 

きものスタイリスト”森由香利”さんをお招きし、店主・荒井と結城の着方楽しみ方をそれぞれの視点で語り合うクロストーク。合わせる帯や小物などスタイリストならではのコーディネート提案もあり。着こなしの幅が広い「紬」だからこそ聞きたい”きもの好き”のこだわり。

＜対談スケジュール＞約60分

・4月20日(土) ①11:00〜　②14:00〜

＊要予約・定員制

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【ご来店・ご予約方法】

お電話・Instagram DMより、下記要項を明記の上、受付頂きますようお願い申し上げます。

・お名前

・希望来店日

・希望時間帯

＜ご予約お電話＞

042-625-5291

【催し詳細】

日程：4月19日(金)20日(土)21日(日) 10:00〜18:00 

＊最終日は17:00まで

場所：荒井呉服店　八王子市八日町9-8

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結城 小倉商店　×　八王子 荒井呉服店

Photo&Text by Ryusuke Ishige